ご 挨 拶

拝啓 残暑厳しき折、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
平素は、格別のご高配に預かり心より厚く御礼を申し上げます。
 私、玉置一弥は昭和54年1月、父、一徳の急逝により皆さんの熱心な出馬要請を受け、一介のサラリーマンから政治の世界に飛び込んで、早25年が経ちました。
 この間、一貫してサラリーマンの気持ちを代弁しながら、南山城を拠点に補選以来京都2区を選挙区として、又小選挙区制度が発足してからは、京都6区を選挙区として今日に至り、おかげを持ちまして当選回数も7回を数えることになりました。民主党の衆議院議員として、同僚の山井君と力を合わせて6区に於ける民主党の基盤作りに邁進して参りました。

 次回の総選挙におきましては、同じ6区を地盤とする山井君との調整が大きな課題となっていましたが、小選挙区は山井君、比例単独に私が出ることで調整を図っておりましたところ、自由党との合併や全国的に党勢伸長を図るべきこと、また1区の候補者の突然の辞退により、私自身が比例と1区を兼任することとなりました。

 現在の日本の状況は、至るところに問題が山積しているにもかかわらず、今の政権ではその解決策や方策が見いだせないでいます。
 現在の政権の現状を冷静に評価すれば政権交代なくして現状を打開し改革を推進することなど出来るはずはありません。

 今般、自由党との合併が具現化することとなりました。
 私は合併を推進すべく働きかけてきた1人でしたが、小沢党首は日本の現状を最も深く憂いている一人です。菅代表ももちろんそうです。始めに自由党との合流を提案した鳩山前代表も同じ思いがあったからこそ実現できたと思います。

 この数年、京都の民主党は着実に党勢を拡大してきました。蜷川府政の元で他に例を見ない自共対決の構図を生んだ京都ですが、非自民、反共産に賛同する仲間と共に過去のしがらみを乗り越え民主党の旗の下に大同団結してきた証でもあります。
 今、国民の大多数に現状打開を望む機運が高まっています。政権交代の千載一遇の好機が到来しています。次の総選挙において民主党の躍進を図ることが国政に携わるものの、民主党議員の最大の責務ではないかと考えています。

 政治家として自らの選挙区を離れることの重大さは誠に大きなものがあります。しかし、個人の事情はさることながら今まで述べてきた状況を鑑みれば、大局的な観点から重大な決断をせざるをえないことになりました。

 京都6区を守る山井和則君は民主党の将来を担うことの出来る人材です。1区で戦う私と共に、今後ともご指導ご鞭撻を宜しくお願い申し上げ、私のご挨拶といたします。  敬具