正義って何だ?
            
運動の現場から

 先にお断りしておくが、今回は民族運動の現場に身をおく者の独断と偏見に満ちた愚痴の一種であり、必ずしも思想性があるとは限らない。したがって、その人の持つ思想性以上に、立場による受け取りかたの違いが出て来ると考えられる。
 故野村秋介先生が生前”警察ファシズム”という事をよく言っておられた。又、壮絶なる自決を遂げられる少し前に「次(暴対法を踏まえた上で)は右翼の番だ」と身近な方々に言っておられたと聞く。そして、それが今現実になりつつある。
 一つ々々の事例を挙げていくときりがないので止めておくが、基本的にはまず
@ 破廉恥罪(事実無根の)による別件逮捕
  これにより民族派はただの犯罪者集団であるというレッテルを作る

A これによる民族派の信用失墜
  このレッテルを反日権力集団であるマスコミとの共同作業により世間に定着させ、反民族派の世論を作る

B 世論を背景にして、民族派潰しを開始する
  資金源のカットから始まる。主な方法は、民族派系の正規事業に関する取り引き先に対する圧力など。

C 現在はBの段階にあるが、民族派の次は他の反権力系陣営、権力者の思惑以外の動きを行う陣営へと権
  力者の魔の手は伸びて行く事は容易に予想できる。勿論インターネットの世界も例外ではなく、現在す
  でに警察内部にはインターネット専従班が設置され、監視の目を光らせている。そして、盗聴法案が成
  立すれば、Eメールによるやり取りまで監視される事となる。

 そして、いずれは飼い慣らされた羊(豚)ばかりの世の中になるのでは、などと勝手な想像が浮かんでくる(「被害妄想もええ加減にせえ!」という声が聞こえてきそう)。
 しかし、ユダヤプロトコロールを権力の側が実践してるとは・・・・・・・。
 世間では非指定暴力団”桜田門一家”を信頼している反面嫌っている部分の両面を持ち合わせた人達が結構多いと思われるし、私自身も必要無しとは考えない。特に外国で生活、若しくは行き来の激しい人は、日本の警察の優秀さ・警察官の質の高さを実感していると思う。又、個々の事例においても「あんた自分の命より他人の命の方が大事なんか」と思わず脱帽してしまう事がある。しかし裏を見てみると、そんな現場の苦労を蔑ろにする、利権漁りが公然と行われている。

 数ある実例の中からほんの一例を具体的に挙げてみよう。
 財団法人 公共政策調査会という財団がある。理事長は元警察庁長官の山田英雄氏である。ここの活動は”警察白書”にちょっと色付けした程度の機関紙を発行している程度であり、それ以外の活動はお茶を濁す程度のもの。しかし驚くのはここからであり、まず会員は上場企業102社、入会金は1,000万円、年会費120万円、実に年間1億円以上の会費を集金しているのである。なんともまあ高い”みかじめ料”である。ちなみにこの警察官僚天下り組織の資産は13億3,000万円であり、ある会員企業の担当役員は「出費額は総会屋の比じゃない。それに、総会屋はまだいくらか役に立つ。しかし、ここはただの”たかり”以外の何者でもない。だけど止めれば後の警察からの報復が恐い」との事。
 総会屋2人会社側5人が逮捕された高島屋事件では、事件後50人の警察OBを高島屋は押し付けられているし、商法違反事件の後は当該企業は必ず多くの警察OBを押し付けられている。もっともそれが無くとも上場企業は毎年警察を含む多くの官僚OBを押し付けられ、食い物にされているが・・・・・・。

 ここまではただの警察批判だが、我々が考えねばならない事はもっと別の所にある。警察の民族派潰しが、現在急速に進む21世紀に向けての新世界秩序の構築とはまったく無関係とは思われないからである。
 日本の民族派は世界においては微々たる存在であるが、日本国内においては少なくとも一定の存在価値がある。そして、間違いなく新世界秩序に対する抵抗勢力である。
 21世紀に向けての新世界秩序構築の協力者(日本国内における)が反体制的民族派を”目障り”に感じるのは当然であり、協力者が現在の権力者であれば、民族派潰しを強行するのは理の当然である(少し考え過ぎ?)。
 又、次の行革では省庁再編というただの数合わせが、まるで財政再建の切り札の様に言われているが、一つ気に掛かる事がある。
 それは、逮捕権を有する組織が(自衛隊を除く)全て国家公安委員会に統合される事である。これは、権力による実力行使集団が一手に集中し、これまで以上に警察組織の傀儡国家公安委員会が権力を持つ事になる。果たしてこれが何を意味するかは、現在の国家公安委員会に属する警察を見てみた上で各人が想像してみるのも一興である。
 権力側はありとあらゆる手段を以って思想弾圧・民族派潰しを行ってきている。正義の美名のもとに・・・。
 たしかに法治国家である我が国においては、正義を行っても法に触れれば犯罪者であり、法に触れなければ何をやっても犯罪者ではない。もはやこの段階で法が正義でもなければ万能でも無い事を社会が証明している。では、正義とは、人が本当に守らねばならない事とは?

 後ろめたい事のある人は「天網恢恢疎にして漏らさず」 を胆に命じ、天に恥じぬ様心掛けておきましょう!!
 だんだん何を言いたいのか分からなくなってしまったが、まー良しとして下さい。最初にお断りした通り愚痴ですから。次からは又真面目にやります。
 しかし、腹が立つ!職権を乱用しまくり、私腹を肥す事しか頭に無いような輩が大手を振って踏ん反り返り、庶民はその顔色を窺わねば何をされるか分からない。やはり何かがおかしい!
 最後に一言非理法権天」

 ある日、ある時、ある場所での過剰警備の風景。パチンコ屋を数軒経営する、札付きと言われるマンション業者を我々の抗議活動から守る為に出動した機動隊の勇姿。
 この日街宣車二台に対し、道路封鎖三ヶ所、警備・機動隊・制服合せて約八十人 。パチンコ屋は組合を通じ防犯協会の会員となり、会費を払う防犯協会は警察の天下りの為だけの組織。成る程、過剰警備の意味がよくわかる!

              
 
                  うーん ちょっとやり過ぎたかな?警察の報復が恐いぞーっと(^0^:) くわばらくわばら